高齢者は、食べ物を飲み込む嚥下機能が低下しやすくなります。
とくに食事中は食べ物が喉につまりやすく、危険な状態につながるケースも少なくありません。
今回は、高齢者の誤嚥を予防する方法を解説しているので、ぜひご覧ください。
▼高齢者の誤嚥を予防する方法
■食べやすい食事にする
高齢者は筋肉量の低下により、食べ物を飲み込む力が弱くなります。
そのため身体介護の食事中に喉に詰まり、むせることも少なくありません。
高齢者の食事介助では食べ物を細かく刻む・とろみをつけるなど、食事への工夫が必要です。
■食後はすぐに横にならない
食べたあとにすぐ横になると胃液が逆流してしまい、誤嚥が起こりやすくなります。
とくに胸やけやゲップが生じる場合、胃液が逆流している状態も考えられます。
誤嚥を防ぐためにも、食後2時間は体を起こしておくこともポイントです。
■嚥下リハビリを取り入れる
高齢者の誤嚥を予防するには、嚥下リハビリも効果的です。
嚥下リハビリは、のどの機能を強化して、食べ物を飲み込みやすくする運動です。
身体介護の際に取り入れると、誤嚥の予防につながります。
▼まとめ
高齢者の誤嚥を予防する方法は、以下の通りです。
・食べやすい食事にする
・食後はすぐに横にならない
・嚥下リハビリを取り入れる
高齢者への食事介助は嚥下リハビリを取り入れつつ、食事前後の様子にも注意しましょう。
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