食事介助を行う際の注意点は?


ご自身で食事をするのが難しい方に対して、サポートを行うのが食事介助です。
食事介助で注意すべきことについて、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、食事介助を行う際の注意点を解説します。
▼食事介助を行う際の注意点
■水分からとる
食事中にむせたり食べ物が喉につかえたりする場合があるため、まずは水分から摂りましょう。
最初に水分を摂ると、唾液の分泌がよくなり食事が喉につまりにくくなります。
水やお茶を最初に飲んだり、みそ汁やスープなどの水分が多いものから食べたりするとよいでしょう。
■正しい姿勢をとる
要介護者を正しい姿勢にして、食事介助するのも有効です。
姿勢が崩れていると、食事中に誤えんするリスクが高くなります。
椅子で食べる時は背もたれにまっすぐ座り、車椅子の場合は足を床に置いて前傾姿勢にするなど、状況に合わせて正しい姿勢に誘導しましょう。
■はじめは少量ずつ与える
いきなり多くの食事を与えると、噛んで飲み込むのに時間がかかります。
まずは少量ずつ与えて、しっかりと食べられる状態か確認しましょう。
■飲み込めているかを確認する
食べるのに時間がかかる要介護者も多いです。
一般的なペースで食事を口に運ぶと、まだ口の中に食べ物が残っていることがあります。
食事介助する時は要介護者の喉の動きを観察し、しっかり飲み込めたかを確認しましょう。
▼まとめ
食事介助を行う際の注意点は、水分からとる・正しい姿勢をとる・はじめは少量ずつ与える・飲み込めているかを確認するなどがあります。
食べ物が喉につかえたり誤えんしたりしないように、慎重な食事介助が必要です。
『ヘルパーステーションつなぐ』は、宇城市で訪問介護を行っています。
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