重度訪問介護でできないことは?


重度の精神障害・知的障害・身体障害がある方の居宅を訪問し、介護を行うのが重度訪問介護です。
障害福祉サービスの1つですが、できることとできないことがあるのをご存じでしょうか。
そこで今回は、重度訪問介護でできないことを解説します。
▼重度訪問介護でできないこと
■利用者が不在時のサービス提供
重度訪問介護では身の回りの介助もサービスに含まれますが、不在時にはサービスを提供できません。
例えば、利用者が外出中に居宅を掃除したり料理を作ったりなどの行為は禁止されています。
■利用者本人が使用しない場所の掃除
重度訪問介護は、家政婦ではなくあくまで利用者の介助が目的のため、利用者本人が使用する場所以外の掃除は対象範囲外です。
家族との共有部分に関しても対象範囲外ですが、利用者が使用することで特別汚れてしまう場所は認められる場合があります。
■医療行為や服薬管理
重度訪問介護を行うスタッフは、特定の資格を取得する必要があります。
しかし、この資格は医療資格ではないため医療行為や服薬管理などは行えません。
■金銭管理
重度訪問介護を行うスタッフが、金銭管理をするのは禁止されています。
銀行へ行って預貯金の引き出しをしてもらうこともできないため、注意しましょう。
▼まとめ
重度訪問介護でできないことは、以下があります。
・利用者が不在時のサービス提供
・利用者本人が使用しない場所の掃除
・医療行為や服薬管理
・金銭管理
重度訪問介護を利用する前には、ルールをしっかりと把握しましょう。
『ヘルパーステーションつなぐ』では、重度訪問介護・身体介護・生活援助・居宅介護などのサービスを提供しています。
経験豊富なケアスタッフが支援しますので、宇城市で訪問介護のサービスが必要な際はお問い合わせください。