知的障害は、軽度・中等度・重度・最重度の4つに分かれます。
程度によってあらわれる症状が変わるため、それぞれの特徴を理解することが大切です。
そこで今回は、重度知的障害の特徴を解説します。
▼重度知的障害の特徴
■言語や数の理解が難しい
重度の知的障害になると、言語や数の理解が難しい方も少なくありません。
日常生活の行動に支障が出やすいため、他者の援助が必要です。
また、言語や数だけではなく時間や金銭などの概念が理解できないため、人とコミュニケーションが取れないケースが多くあります。
■疾患や身体障害がある
重度知的障害の方は、何かしらの疾患や身体障害を持つケースが多いです。
そのため、ご家族の介助だけではなく医療的な支援が必要とされます。
■一般的な運動ができない
幼児期の早い段階で、発達の遅れが出やすいのも重度知的障害の特徴の1つです。
運動機能に何かしら問題があるため、一般的な運動ができないケースも珍しくありません。
■集中力が続かない
集中力が長続きせず、衝動的な行動を抑えられなくなるのも重度知的障害の特徴です。
子どもの場合、学校で授業を受けている最中に教室の外へ飛び出してしまう事例が見られます。
▼まとめ
重度知的障害の特徴は、言語や数の理解が難しい・疾患や身体障害がある・一般的な運動ができない・集中力が続かないなどがあります。
ご家族だけで介助できないケースでは、訪問介護サービスの利用を検討する必要があるでしょう。
『ヘルパーステーションつなぐ』では、宇城市で身体介護・生活援助・居宅介護などさまざまなサービスを提供しています。
重度訪問介護にも対応しますので、お悩みがあればお気軽にご相談ください。