身体介護における口腔ケアの手順とは


身体介護において、口腔ケアは欠かせないサポートの1つです。
健康な歯を多く残すため、口腔ケアの正しい手順を踏んでしっかり行いましょう。
今回は、身体介護における口腔ケアの手順について、詳しく解説します。
▼身体介護における口腔ケアの手順
①体位の調整
口腔ケアがしやすいよう、体位の調整を行いましょう。
体の状態に合わせて、無理のない体勢にすることが大切です。
②口腔内の異物を取り除く
痰が絡んでいる場合や食べ物が残っている場合、キレイに取り除くのがポイントです。
吸引機や濡れたガーゼを使い、優しく取り除きましょう。
③口腔内の清浄
口腔内の状態に応じて、歯ブラシやガーゼを使って清浄します。
口の中を傷つけないよう、注意して行いましょう。
舌苔が付いたままだと口臭の原因になるため、キレイに除去することも大切です。
④口腔内の水分を取り除く
ケアが終わったあとは、口腔内の水分をふき取ります。
水分が残っていると喉に流れ込み、むせてしまう原因につながりかねません。
⑤体制を元に戻す
口腔ケアを終える際は、高齢者の体位を元に戻しましょう。
着衣が汚れてしまった場合は、着替えをして終了です。
▼まとめ
口腔ケアを行う場合は、痰や食べ物を取り除いてから清浄を行います。
また、ケア後は水分が残っているとむせる原因になるため、しっかりふき取りましょう。
『ヘルパーステーションつなぐ』では、宇城市エリアで高齢者の身体介護を行っております。
訪問介護にて一人ひとりのニーズに合わせたサポートを提供しているので、お気軽にご連絡ください。