身体介護では食事や衣服の着替えなど、日常生活におけるさまざまなサポートを行います。
とくに更衣介助は日常的に行う介護の1つで、高齢者の状態や気持ちに寄り添ったサポートが必要です。
今回は、更衣介助を行う際の注意点を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
▼更衣介助を行う際の注意点
■出来ない部分をサポートする
高齢者は関節の可動域が狭く、着替えに時間がかかるケースも多いです。
しかし、早く終わらせようと全てを行ってしまうと、高齢者の身体機能の維持につながりません。
更衣介助の際は見守りを意識し、出来ない部分をサポートするよう心掛けましょう。
■プライバシーに配慮する
更衣介助では、薄着になることを嫌がる高齢者も多いです。
「恥ずかしい」という気持ちを持つ高齢者へは、仕切りの活用やひざ掛けで肌の露出を抑えてあげましょう。
高齢者の気持ちに寄り添い、無理のないようサポートを行うことが大切です。
■着替える際の環境を整える
高齢者は体温調節機能が低下しており、部屋の暑さや寒さに鈍感です。
着替えの際は、部屋の温度が適温かチェックしておきましょう。
また、転倒のリスクを軽減するためにも、周囲に障害物があれば排除しておきます。
▼まとめ
更衣介助を行う際は全てを手伝うのではなく、出来ない部分のサポートを行いましょう。
また高齢者の気持ちに配慮し、仕切りをつけたりひざ掛けを活用するなど、着替える環境も整えることも大切です。
『ヘルパーステーションつなぐ』は宇城市を中心に、身体介護や居宅介護を行っています。
重度訪問介護にも対応しているので、介護に関するお困りごとはお気軽にご相談ください。