介護現場で注意したいフレイルサイクルとは


フレイルサイクルとは、高齢者が陥りやすい状態の一つです。
介護現場でも注意が必要であり、適切なサポートが欠かせません。
今回は、介護現場で注意したいフレイルサイクルについて、詳しく解説します。
▼介護現場で注意したいフレイルサイクルとは
フレイルサイクルとは、さまざまなフレイルの状態が重なって連鎖し、悪循環に陥ることです。
進行を防ぐためには、フレイルがどのような状態か把握しておきましょう。
■筋肉量の低下
年齢を重ねると運動量が低下し、筋肉量も落ちていきます。
この加齢によって足の筋肉量が落ちた状態も、フレイルの一つです。
健康を維持するための筋力が低下することにより、寝たきりになってしまうケースも少なくありません。
■身体機能の低下
フレイルには、加齢による身体機能低下も含まれます。
運動機能の低下により、さまざまな病気や症状が現れやすくなるでしょう。
また、食欲も低下するため、栄養不足によって筋力低下が進んでしまいかねません。
■認知機能の低下
高齢者に多い認知症も、フレイルに分類されています。
身体的な活動も低下している状態のため、寝たきりや引きこもりといった状態が挙げられるでしょう。
食欲が低下することにより、栄養が十分に行き渡らず、認知症状が進んでしまうケースも多くあります。
▼まとめ
フレイルサイクルは、さまざまなフレイルの状態が重なり悪循環に陥ることです。
そのため、身体機能の低下や筋力量の低下・認知症状がみられた場合はフレイルサイクルに陥らないよう注意しましょう。
介護サポートを行う場合は、フレイルサイクルに注意して適切なサポートを行いましょう。
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