身体障害の種類について


先天的・後天的な理由によって、身体機能に障害がある状態を身体障害といいます。
言葉は耳にする機会があっても、具体的な種類については分からない方も多いでしょう。
そこで今回は、身体障害の種類について解説します。
▼身体障害の種類
■肢体不自由
上肢や下肢など、肢体に障害があることを肢体不自由といいます。
四肢の場合は、手や足の指の欠損・機能不全などがあり、日常生活動作にどの程度不自由があるかで等級の軽重が決まります。
胸部・腹部・腰部などに欠損や機能障害がある場合も、肢体不自由です。
■聴覚障害
聴覚に何かしらの障害がある場合も、身体障害にあたります。
外耳・中耳・内耳などの働きに問題があり、音が聞こえないもしくは聞こえにくい状態が聴覚障害です。
聴力レベル値や聴力検査値の程度によって、障害等級の認定基準が定められています。
■平衡機能障害
めまいや耳鳴りなどが原因で、起立や歩行が困難になる状態が平衡機能障害です。
メニエール病や脳梗塞の後遺症など、平衡機能障害にはさまざまな原因があります。
■視覚障害
さまざまな要因によって、視力の低下や視野が狭くなるのが視覚障害です。
先天的な原因としては網膜色素変性や先天性白内障、後天的な原因としては緑内障や加齢黄斑変性などがあります。
▼まとめ
身体障害の種類は、肢体不自由・聴覚障害・平衡機能障害・視覚障害などがあります。
障害の度合いによっては日常生活が困難になるケースもあるため、福祉サービスの利用を検討する必要があるでしょう。
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身体障害によって訪問介護が必要な際は、お気軽にご相談ください。