床ずれを予防する方法を紹介


同じ姿勢で長時間寝たままや座ったままの状態が続くと、床ずれを起こします。
高齢者や障害のある人はご自身で寝返りをうつのが難しいため、介助する人が気を配らなければなりません。
そこで今回は、床ずれを予防する方法をいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
▼床ずれを予防する方法
■こまめに姿勢を変える
長時間同じ姿勢が続き、特定の部位が圧迫されると床ずれが起こるため、こまめに姿勢を変えるのが有効です。
ご自身で寝返りをうつのが難しい場合は、介護する方が2時間に1回程度は体位変換をして姿勢を変えてあげましょう。
■体がずれないように工夫する
体とベッドの摩擦によって、床ずれが起こることがあります。
特にベッドを傾けている場合は、寝ている間に体が下にずりおちて床ずれになりやすいです。
ベッドの傾きを30度以下にする・膝下に枕を入れるなど、体がずれないように工夫しましょう。
■スキンケアを行う
スキンケアを行い、皮膚を健康的な状態に保つのも重要です。
肌が乾燥しているとバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなります。
入浴後にしっかり肌を保湿し、乾燥しないようにケアしましょう。
また肌に合わないオムツを使うとムレや摩擦によって肌荒れを起こす可能性があるため、体に合ったオムツを選ぶのも大切です。
▼まとめ
床ずれを予防する方法は、こまめに姿勢を変える・体がずれないように工夫する・スキンケアを行うなどがあります。
床ずれが起こると介護される側もする側にも大きな負担になるため、しっかり予防しましょう。
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