重度訪問介護は、重度の障害がある方が自宅で暮らすためにさまざまなサポートを行うことです。
しかし、重度訪問介護は誰でも利用できるわけではありません。
そこで今回は、重度訪問介護を利用できる人について解説します。
▼重度訪問介護を利用できる人
■18歳以上の人
重度訪問介護を利用できるのは、原則18歳以上の人だけです。
ただし、児童相談所長に必要性を認められれば、18歳未満でも利用できる場合があります。
また、18歳以上であっても65歳以上の高齢者は、介護保険制度を優先して利用するように定められているため注意しましょう。
■身体障害や指定難病に該当する人
身体障害や指定難病に該当する人は、一定の条件を満たせば重度訪問介護を利用できます。
条件は、障害支援区分が4以上かつ以下に該当する人です。
・足と腕の2箇所以上に障害がある
・歩行や排尿などに支援が必要と判断される
■知的障害や精神障害がある人
障害支援区分が4以上の知的障害や精神障害がある人は、障害支援区分の認定調査で認められると重度訪問介護を利用できます。
認定調査は、コミュニケーション・説明の理解・異食行動など全12項目で評価されます。
行動関連項目の合計点数が10点以上であれば、重度訪問介護の利用が認められます。
▼まとめ
重度訪問介護を利用できるのは、18歳以上の人・身体障害や指定難病に該当する人・知的障害や精神障害がある人などです。
ただし重度の障害がある人でも条件によって利用できないケースもあるため、事前に確認しましょう。
『ヘルパーステーションつなぐ』は、宇城市で訪問介護のサービスを提供しています。
重度訪問介護・身体介護・生活援助・居宅介護など幅広い支援を行っていますので、お悩みがあればお気軽にご相談ください。