介護現場において、高齢者のむくみケアは欠かせない身体介護の1つです。
とくに高齢者はむくみやすく、放置すると他の病気を引き起こす原因になるケースもあります。
今回は、高齢者のむくみを予防する方法について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
▼高齢者のむくみを予防する方法
■軽い運動を取り入れる
血行が滞り、老廃物がたまることでむくみは発生するため、軽い運動によって血流を促進させることが大切です。
とくに足の筋肉を動かす散歩や階段昇降は、むくみ予防に効果的です。
また、体を動かすとストレス解消や認知症予防にもつながるため、定期的な運動を取り入れてみましょう。
■体を冷やさない
高齢者は体温をうまく調整できない方も多く、冷えやすい傾向にあります。
体のむくみは血行不良によって引き起こされるため、体を冷やさないよう注意が必要です。
冷たい食べ物や飲み物は極力避けて、体を温める食事を中心に取り入れてみましょう。
■食事の塩分に注意する
むくみは血流不足だけではなく、塩分過多によっても引き起こされます。
塩分は体内の水分を引き寄せる性質があるため、むくみにつながる原因のひとつです。
塩分を控えた食事に気を付け、1日の塩分摂取量を超えないよう管理することも大切といえます。
▼まとめ
高齢者は身体機能の低下によって血行不良になりやすく、むくみやすくなります。
軽い運動で体を冷やさないよう工夫し、食事中の塩分には十分に注意しましょう。
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