歯の健康を守る運動として「8020運動」が推奨されています。
80歳になっても、自分の歯を20本以上保つことが健康の秘訣とされていますが、そのためには口腔ケアが欠かせません。
今回は、高齢者の口腔ケアを行う目的について解説しているので、ぜひご覧ください。
▼高齢者の口腔ケアを行う目的とは?
■誤嚥性肺炎の予防
高齢者は食べ物を飲み込む機能が低下し、誤嚥を起こしやすくなります。
誤嚥性肺炎を起こすケースもあり、その多くは口腔内の細菌が原因です。
口腔ケアを行い口内の細菌を減らすことは、誤嚥時の肺炎リスク軽減にも役立ちます。
■認知症の予防や改善
口腔ケアによって虫歯リスクを減らし、健康な歯を残すことは認知症予防にも効果的です。
食事を自分の歯でよく噛んで食べることにより、脳への血流が促進されます。
その結果、脳神経細胞の働きが盛んになり、認知症の予防にもつながるでしょう。
■QOLの向上
虫歯や歯周病で歯を失うと、発語に大きな影響を及ぼします。
人と話すことがおっくうになり、家に引きこもりがちになるケースも少なくありません。
その結果、QOLの低下につながる場合も多いです。
口腔ケアによって虫歯リスクを減らし、健康な歯を残すことでQOL向上にも役立ちます。
▼まとめ
高齢者の口腔ケアを行う目的は、以下の通りです。
・誤嚥性肺炎の予防
・認知症の予防や改善
・QOLの向上
口腔ケアを行うことによって高齢者の健康を守り、QOL向上にも役立つでしょう。
『ヘルパーステーションつなぐ』は、宇城市を中心に訪問介護を行っております。
口腔ケアの重要性をしっかり把握し、適切なサポートを提供いたしますので、介護に関するご相談はお気軽にご連絡ください。