サルコペニアの原因とは?


サルコペニアとは、転びやすくなったり歩く速度が低下したりする状態のことを指します。
加齢に伴う筋肉量の減少によって引き起こりますが、他にも原因はさまざまです。
そこで今回は、サルコペニアの原因について紹介します。
▼サルコペニアの原因
■加齢
サルコペニアは、一次性と二次性のものに分類されます。
その中でも、加齢のみが原因となるものを「一次性サルコペニア」と呼びます。
主に、加齢による筋肉の減少が原因で引き起こされる場合が多いです。
■日常活動性の低さ
二次性サルコペニアは加齢以外の、日常活動性の低さが挙げられます。
寝たきりや無気力状態などの不活発な日常生活を行っている場合、二次性サルコペニアを発症しやすくなるでしょう。
そのためサルコペニアは、若い方であっても発症する可能性があります。
■栄養障害
栄養障害も、サルコペニアの原因の一つです。
食事が不規則だったり、偏ったバランスの食事をしたりすると体は低栄養状態になります。
また、タンパク質が不足すると、作られる筋肉量が減って身体機能の低下につながりかねません。
食事制限といった過度なダイエットを行うことで、サルコペニアを発症することがあるので注意が必要です。
■疾患
サルコペニアは、特定の疾患によっても引き起こされます。
疾患の例として、心臓・脳・肺などの重症臓器不全や炎症性疾患・悪性腫瘍・内分泌疾患などです。
▼まとめ
サルコペニアの原因として、加齢・日常活動性の低さ・栄養障害・疾患などが挙げられます。
主に加齢が原因ですが、さまざまな要因で筋肉量が減ることで、若い方であっても発症する可能性があるので注意しましょう。
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