ALSの症状とは?


ALSとは「筋萎縮性側索硬化症」の略で、手足や顔などの筋肉が徐々に痩せていき、力がなくなっていく病気です。
50〜80代で発症の可能性が高まる病気ですが、具体的にどのような症状が起きるのでしょうか。
今回は、ALSの症状について紹介します。
▼ALSの症状
ALSの症状には、身体に障害が起きる四肢型と、嚥下障害・言語障害といった症状が現れる球麻痺型があります。
日常生活が送りにくくなるため、家族のサポートや介護サービスの利用が必要な場合がほとんどです。
■ものが上手につかめない
ALSを発症すると、手指がうまく動かなかったり手足がこわばったりします。
初期段階によく見られる症状で、手足のしびれを感じる場合もあるでしょう。
■足が動かしにくい
足が前に出ないという症状も、ALSにおける四肢型の症状です。
運動能力が低下することで、筋肉が痩せ細ってより足を動かしづらくなるでしょう。
また、しゃがんだ姿勢から立ち上がりにくい場合もあります。
■ろれつが回りにくい
球麻痺型における症状の一つが、ろれつが回りにくいことです。
なかでも、ラ行やパ行の発音がしづらいことが挙げられます。
初期の段階では他の病気による症状と考えられることもあり、精密な検査が必要です。
■飲み込みにくい
ろれつが回りにくいほかに、食べ物を飲み込みにくいことも症状の一つです。
嚥下障害を発症すると体重の減少だけでなく、しだいに呼吸をするために必要な筋肉も衰えます。
▼まとめ
ALSの症状として、ものが上手につかめない・足が前に出ない・ろれつが回りにくいなどが挙げられます。
身体機能が低下し、日常生活が送りにくくなるため、家族のサポートや介護サービスの利用が必要です。
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